音楽

DIP-SEQ

DIP-SEQ

DIP-VAL に演奏用の層を足したもので、機能は本体より多くなっています。そのぶん直感的には操作しづらいので、先に DIP-VAL を触っておくと分かりやすいはずです。

https://dip-seq.netlify.app

操作

まず
START を押し、1〜8 のパッドで場面を切り替えます。慣れるまでは DROP と FILL の2つだけで十分です。
START
再生と停止です。押してから400ミリ秒は次の入力を受け付けません。演奏中に二度押ししてしまっても止まらないようにするためです。
TAP / − +
TAP は叩いた間隔から速度を読み取ります。− と + は1ずつの増減。速度の表示は上の帯に出ます。
SCENE / 1〜8
場面を8つまで置けます。SCENE でパッドを開き、SAVE を押してから番号を押すと、そのときの状態が丸ごと入ります。番号だけを押すと呼び出し。DEL のあと番号で消去です。SAVE と DEL は6秒で自動的に解除されます。
場面に入るもの
各パートの消音とソロ、8つのエフェクトの入り切りと量、音素材ごとの位置・長さ・再生速度・音量・定位・フィルター、そして DEN から BPM までの値です。音そのものではなく設定の写しなので、呼び出しても音が途切れません。
Q
場面が入れ替わる間合いです。押すたびに 0・1・2・4・8小節と巡ります。0 は押した瞬間、それ以外は次の区切りまで待ってから入れ替わります。待っている間はパッドが点滅し、同じ番号をもう一度押すと取り消せます。
DROP
押している間、キック・スネア・ベース・クリック・ティック・スタブの6つが黙ります。和音とパッドは残るので、下だけが抜けます。離すと元の消音の状態へ正しく戻ります。
FILL
押している間、STUT を 0.95、GLCH を 0.4 加えた値にして、パターンの前半から2ステップを取り出し8ステップぶん繰り返します。離すと元の値に戻ります。
RISE
押している間、フィルターが16拍かけて9000Hz まで開き、高域も持ち上がります。離した位置で止まり、そこから元の設定に戻ります。
CUT
押している間だけ全体を無音にします。6ミリ秒で落ち、30ミリ秒で戻るので、切れ目に雑音が出ません。
VAR
次のパターンへ進めます。DIP-VAL の NEXT と同じ働きで、こちらは250ミリ秒の間隔を空けています。
MIX タブ
上段の DR・BS・CH・FR・PD・ML・PNG・ECO が各層の入り切り、下段の KICK・SNR・BASS・CLIK・TICK・STAB・CHRD が個別の消音です。つまみは BEAT 拍の強さ、CHD 和音の量、STUT 反復、COMP 圧縮。
FX タブ
STT・FLT・REV・CRS・DLY・FLG・GAT・RNG の8つ。押して入り切り、名前を選んでから下のつまみで量を決めます。FX OFF は全部切る、HEAL は音が痩せたときの復旧、AUTO と NEXT は DIP-VAL 側の自動進行と場面送り、MST は全体の音量です。
TONE タブ
音色まわりです。NOISE は4種の設定、SQR は波形、KEY は調の選択画面、PAL は配色。MAT は音素材の入れ替え、SEED は種、RND は全体の振り直し、CC0 は外部音源の読み込み。ENV は包絡線、BASS は6種、KICK と SNR は5種の音色から選びます。BPM LOCK を入れると、場面を呼び出しても速度が変わりません。
MORE タブ
DIP-VAL 本体の操作面がそのまま出ます。細かい設定はここで触ります。
PROG — 和音の並び
和音を16個まで並べられます。名前を押して選び、ROOT で根音、CHORD で種類を決めます。bars はその和音を保つ小節数、PUSH は次の和音がどれだけ早く入るかで、1 が16分、2 が8分、3 が付点8分、A にすると変わり目の直前のキックかスネアに合わせて入ります。
PROG — PRESET / FR / BANK / LOCK / RUN
PRESET は用意された並びを順に呼び出します。FR を入れると断片も和音を追います。BANK は和音ごとに音素材を作り分けるもので、生成に少し時間がかかります。LOCK は今の調を固定し、RUN で並びが動き出します。RUN は PLAY タブの CHG と同じです。
SET / STEP / RUN
SET は場面の並び順です。+ STEP で1つ足し、それぞれに場面の番号と小節数を決めます。32段まで。LOOP を入れると最後から先頭へ戻ります。PLAY タブの RUN で自動的に進み、もう一度押すと止まります。STEP は別物で、画面上でパターンを直接編集する状態への切り替えです。
SET CODE
場面、並び順、Q、和音の並びをまとめて文字列にします。EXPORT で書き出し、COPY で写して、別の端末の欄に貼って IMPORT すれば同じ状態になります。読めない文字列のときは ERROR と出ます。
DEN / GLC / SPC / HI
どのタブでも下に残る4つで、演奏中に触るのはたいていこれです。密度、粗さ、空間、高域。
自動で戻る仕組み
押しっぱなしのボタンが画面の切り替えなどで戻らなくなると無音になるため、45秒で自動的に解放されます。指が離れたことを検出できなかったときも、同じ仕組みで戻ります。

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